どらうぐ
ドラウグ
Draugr
国外
未確認生物
- どんな話か
- 死してなお肉体を保って蘇り、墓の財宝を守りながら生者を襲うとされる北欧古来の動く死体。
- 細部
- 青黒く膨れた腐乱死体、あるいは不気味なほど生前のまま保存された姿で蘇るとされ、生前を上回る怪力で人間を握りつぶすという。牛やアザラシ、霧などに姿を変える個体も語られ、生前の人格や記憶を保ったまま未練や恨みから動き続ける点で単純な屍食動物とは区別される。古い墳墓に留まり財宝を守る系統と、周辺を徘徊して家畜や人間を襲う系統の双方が伝えられ、13〜14世紀に書かれたアイスランドのサガに繰り返し登場する。『グレティルのサガ』のグラームルはその代表例として知られる。
- 広まり方
- 中世アイスランドのサガを通じて記録され、現代でも北欧のホラー作品やファンタジー創作のアンデッド像の原型として広く引用されている。
- 地域
- アイスランド・ノルウェーの古墳・墓
- 年代
- 13〜14世紀(サガ文学に記録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ