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白いディーヴのイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

しろいでぃーぶ

白いディーヴ

Div-e Sepid (White Div)

国外 未確認生物
どんな話か
ペルシアの大叙事詩『シャー・ナーメ』に登場する、魔法と怪力を操るマーザンダラーンの悪魔たちの頭領。英雄ロスタムに討たれる。
細部
白いディーヴは、フェルドウスィーの叙事詩『シャー・ナーメ』でマーザンダラーン地方の悪魔軍団を率いる頭領として描かれる。嵐と雹、岩や倒木を呼び出す魔術でカイ・カーウース王の軍を打ち破り、王とその将兵の目を見えなくして地下牢に閉じ込めたとされる。イランの英雄ロスタムが「七つの功業」と呼ばれる試練の末にこの悪魔を倒し、その心臓と血を使って王たちの視力を取り戻したという話が特に有名で、ロスタムが倒した白いディーヴの頭を兜として身につける姿は細密画の定番の図像にもなっている。
広まり方
口承の英雄叙事詩が10世紀末~11世紀初頭に『シャー・ナーメ』として文字化されたことで、以後イラン・中央アジアのペルシア語文化圏で広く読み継がれ、細密画などの題材としても繰り返し描かれてきた。現在もイランの学校教育や大衆文化の中で親しまれている。
地域
イラン(マーザンダラーン地方が舞台)
年代
11世紀(『シャー・ナーメ』)
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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