でんげい
デンゲイ
Degei / Ndengei
国外
未確認生物
- どんな話か
- フィジー神話の創造神にして最高神とされる、大蛇の姿をした神。ナカヴァドラ山脈の洞窟に棲み、死者の魂を裁くとされる。
- 細部
- 通常は環状にとぐろを巻いた尾を持つ長い蛇の姿で表されるが、蛇に変化する前は黒髪をドレッドロックに結った浅黒い長身の男性の姿だったとも語られる。人間の起源については、供の鷹トゥルカワが産んだ卵をデンゲイが大切に育てたところ、数週間後に卵から最初の人間二人が生まれたと伝えられ、彼らに農耕などの生活の知恵を授けたとされる。死者の魂はチバチバまたはドラクルという二つの洞窟のいずれかを通って彼のもとへ至り、選ばれた魂だけが楽園ブロトゥへ送られるという。フィジーには本来蛇が生息しないため、この蛇神信仰は珍しい存在とされている。
- 広まり方
- フィジー諸島各地の伝統的な口承神話・創世神話として代々語り継がれ、現在も文化紹介サイトや神話解説書を通じて広く紹介されている。
- 地域
- フィジー、ヴィティレヴ島ラキラキ地区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ