ちきしゅ
地基主
Dìjīzhǔ
国外
未確認生物
- どんな話か
- 台湾の民間信仰における住宅の守護霊。土地の元の持ち主の霊とされ、正月や引っ越しの際に台所や玄関先で食事を供えて祀る風習がある。
- 細部
台湾に特有の民間信仰で、家屋や土地に宿るとされる守護霊。有力な説の一つでは、台湾原住民の平埔族が住居の床下や近くに遺体を埋葬し祖霊を祀っていた葬送文化に由来し、後に台湾へ移住した漢人がこの土地の先住の霊を「地基主」として祀るようになったとされる。ただし平埔族の分布がなかった泉州・漳州系の移民地域にも同様の信仰があることから、屋敷神など別の由来を唱える説もある。
土地公や竈神のような正式な神とは異なり「陰神」に分類され、正月や清明節、引っ越しの際などに台所や玄関先の低い位置に食事を供え、家人が使う正式な祭壇には上げないという独特の作法で祀られる。祀りを怠ると家庭内でよくないことが起きるとも言われている。
- 広まり方
- 台湾内の家庭や地域の風習として世代を超えて受け継がれ、現在も年中行事の一つとして定着している。
- 地域
- 台湾全土
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ