かすたりあ
カスタリア
Castalia
国外
未確認生物
- どんな話か
- 太陽神アポローンの求愛を拒んで泉に身を投げ、飲んだ者に詩の才を授けるとされる水の精。
- 細部
- ギリシア神話に登場するニュンペー(水の精)。太陽神アポローンに言い寄られたが応じず、パルナッソス山のふもと、デルポイにある泉へ身を投げたと伝えられる。その泉は彼女の名にちなんでカスタリアの泉と呼ばれ、水を飲んだ者や静かな水音に耳を澄ませた者に詩を作る才能を授けるとされた。清められた水はデルポイの神殿を浄める儀式にも用いられ、アポローンは彼女を詩と音楽を司る女神たちムーサに捧げたという。20世紀にはドイツの作家ヘルマン・ヘッセが晩年の作品の舞台となる架空の地名に、この泉の名を借りたことでも知られる。
- 広まり方
- デルポイの聖なる泉にまつわる伝承としてギリシア各地に広まり、後世の文学作品にも名を残した。
- 地域
- ギリシャ
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ