ぶる
ブル(アパタニの伝説の怪物)
Buru (legendary creature)
国外
未確認生物
- どんな話か
- インド北東部の湿地に棲んでいたとされるワニに似た怪物で、稲作のために湿地が干拓されて姿を消したと語られる。
- 細部
- ブルは、インド北東部アルナーチャル・プラデーシュ州ジロ谷に伝わる、ワニに似た水棲の怪物である。アパタニの人々の建国神話では、祖先が谷へ移住した時代、もともと湿地だった土地をこの獰猛な生き物が占めていた。稲作のため湿地を干拓すると大半が死に、生き残りは泉から地下へ退いた。最後の一体は水を汲みに来た若い女性が泉で見つけ、村人が石と粘土で泉をふさいだ。1945〜46年にジェームズ・フィリップ・ミルズとチャールズ・ストナーが古老から聞き取り、1947年にはクリストフ・フォン・フューラー=ハイメンドルフも絶滅したとの伝承を記録した。
- 広まり方
- 1940年代に欧米の研究者が現地調査で聞き取った口承として記録され、以後民族誌の中で紹介されてきた。
- 地域
- インド
- 年代
- アパタニ族の移住期の伝承、1940年代に記録
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ