ばにっぷ
バニップ
Bunyip
国外
未確認生物
- どんな話か
- オーストラリア先住民アボリジニの伝承に登場する、沼地や水たまりに棲む謎の水生怪物。姿の描写は地域や部族によって大きく異なる。
- 細部
- 犬やアザラシに似た姿で、ヒレや牙、体毛や鱗、角を持つなどとされ、体格も犬ほどから馬ほどまで説が分かれる。大きな唸り声を上げるとされ、人を襲って死なせる危険な存在として語られる一方、野生動物を守る優しい存在とする伝承もある。ディプロトドンなど絶滅した大型有袋類についての太古の記憶が起源ではないかとする説もある。ヨーロッパ入植者の目撃報告は1840〜50年代に集中し、19世紀半ばには「バニップ」という語自体が「ペテン師・でたらめ」を意味する俗語として定着した。
- 広まり方
- 数万年にわたるアボリジニの口承伝統の中で各部族に伝わり、19世紀以降は入植者にも取り入れられてオーストラリア全体の民間伝承・大衆文化(書籍や地名など)に浸透した。
- 地域
- オーストラリア各地の沼地・水場
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ