てんのおうし
天の牡牛
Bull of Heaven
国外
未確認生物
- どんな話か
- 古代メソポタミア神話で英雄ギルガメシュに退治された、天から遣わされた巨大な牡牛。
- 細部
- 古代メソポタミアの神話に登場する怪物。伝承は二系統あり、古いシュメールの詩と、後代のアッカド語版『ギルガメシュ叙事詩』とで内容が異なる。共通するのは、求愛を拒まれた女神が怒り、天の牡牛を都市ウルクへ差し向けて英雄ギルガメシュを襲わせるという筋書きである。叙事詩版では、牡牛は親友エンキドゥと共に討たれるが、この勝利が神々の怒りを招き、エンキドゥの死とギルガメシュ自身の死への恐れにつながっていく。この牡牛はおうし座に重ねられる存在とされ、古代メソポタミアの天文観とも関連づけて語られてきた。
- 広まり方
- 古代メソポタミアの神話・叙事詩として文献に記録され伝わった。
- 地域
- メソポタミア地方
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ