ぶきす
ブキス
Buchis
国外
未確認生物
- どんな話か
- 白い体に黒い顔を持つ牛の姿で選ばれた、古代エジプトの軍神モントゥの化身とされる聖牛。
- 細部
ブキスは古代エジプトで軍神モントゥの力(カー)が宿るとされた聖なる雄牛で、ヘルモンティスの地で崇拝された。ブキスとして選ばれるには白い体と黒い顔を持つことが条件とされ、この牛と、後代には母牛までもが死ぬとミイラにされてブケウムと呼ばれる専用の墓地に葬られた。アピスやムネウィスといった他の聖牛信仰より遅れて、末期王朝時代の終わり頃に始まったとされ、確認できる最も古い埋葬はネクタネボ2世の治世にさかのぼる。
上エジプトにはモントゥにまつわる複数の牛信仰が先行して存在しており、ブキス信仰はそれらが一つにまとまって生まれたと考えられている。のちにアピスの一形態、さらにはオシリスの化身ともみなされるようになった。
- 広まり方
- ヘルモンティスの神殿と墓地を中心に、末期王朝時代からローマ支配期まで続いた。
- 地域
- エジプト
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ