はんぎんぐひるずのくろいいぬ
ハンギングヒルズの黒い犬
Black Dog of the Hanging Hills
国外
未確認生物
- どんな話か
- コネチカット州メリデンのハンギングヒルズ(特に西峰)に現れるという足音も鳴き声も立てない黒い犬の霊。一度見れば幸運、二度見れば悲しみ、三度目に見た者は死ぬという言い伝えがある。
- 細部
山を歩いていた人々が、足跡を残さず、吠える様子はあるのに音を立てない黒い犬を目撃したとする話が19世紀末から伝わる。1891年頃に最初の記録が現れ、1898年発行の学術誌『コネチカット・クォータリー』(4巻153ページ)に地質学者・測量士ウィリアム・H・C・ピンチョンが寄稿した記事で広く知られるようになった。この記事では、2月5日に黒い犬を三度目撃した同僚の測量士が、その直後に山中で滑落死したという逸話が紹介されている。
ピンチョン自身も生前に二度この犬を目にしたと書き残しているが、実際には1910年にニューヨーク州オイスターベイで死去しており、西峰で命を落としたという俗説とは異なる。この寄稿文自体が創作だったのか、既にあった言い伝えを書き記しただけなのかは今も意見が分かれている。
- 広まり方
- ピンチョンの寄稿文がきっかけとなって地域外にも伝わり、以降ハイカーの間の言い伝えとして口コミで広まり続けている。
- 地域
- アメリカ合衆国コネチカット州メリデン
- 年代
- 19世紀末(記録は1891年、広く知られたのは1898年)
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ