ばいこーんとししゅゔぁーしゅ
バイコーンとシシュヴァーシュ
Bicorn and Chichevache
国外
未確認生物
- どんな話か
- 中世ヨーロッパの風刺文学に登場する対の怪物で、優しい夫と従順な妻をそれぞれ食べるとされる。
- 細部
- 中世から近世にかけてのヨーロッパの風刺文学に登場する、対をなす二頭の怪物。バイコーンは豹と牛が入り混じったような姿で人間に似た顔を持ち、妻に尽くす心優しい夫ばかりを食べて暮らすため、獲物に困らずよく肥えているとされる。対するシシュヴァーシュは「痩せた牛」を意味し、従順で貞淑な妻だけを食べるが、そうした女性が少ないために常に飢えて痩せこけた姿で描かれる。二頭一組で夫婦の理想像を皮肉る寓意として用いられ、地域によって呼び名や姿の細部は異なって伝えられている。
- 広まり方
- 中世の風刺詩や物語集を通じてヨーロッパの複数の言語圏に伝わった。
- 地域
- ヨーロッパ各地
- 年代
- 中世〜近世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ