ばーぜるのおんどりさいばん
バーゼルの雄鶏裁判
Basler Hahnenprozess (Basilisk of Basel)
国外
未確認生物
- どんな話か
- 1474年、卵を産んだ雄鶏がサタンの手先とみなされ、怪物バジリスクを孵すものとして市民の前で卵ごと火刑に処されたという記録。バジリスクは今もバーゼル市の紋章上の守護獣とされている。
- 細部
- バーゼルの年代記(1624年にヨハネス・グロスがまとめた『バーゼル小年代記』)によれば、雄鶏が産卵するという『不自然で悪意に満ちた罪』に問われ、悪魔が仕込んだ卵から翼を持つ邪悪な爬虫類バジリスクが孵ると町中が恐れ、弁護士まで付けた正式な裁判の末にコーレンベルクと呼ばれる場所で見世物として焼かれた。同様の『雄鶏裁判』はその後1730年にもスイスの別の場所で記録されている。現代の生物学では、雌鶏が卵巣の病気でオスのような外見や行動を示すことがあるための誤解と説明されている。
- 広まり方
- 実際の市の裁判記録・年代記として書き残されたことで史実として語り継がれ、バジリスクはバーゼル市の紋章・彫像に取り入れられて都市の象徴として定着した。
- 地域
- スイス・バーゼル
- 年代
- 中世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ