ばーんにく
バーンニク
Bannik
国外
未確認生物
- どんな話か
- スラヴの伝承に伝わる浴場の精霊で、入浴を邪魔すると熱湯を浴びせてくるとも言われる。
- 細部
- スラヴ圏で信仰された浴場に宿る精霊で、名は浴場を意味する言葉に由来するとされる。森の悪魔や精霊を浴場に招くとも語られ、入浴する者は精霊のために湯を残しておくべきとされた。未来を占う力を持つともされ、浴場の扉をわずかに開けて裸の背中を差し出すと、爪で触れられれば凶兆、掌でやさしく触れられれば吉兆の知らせとされたという。入浴中に邪魔をされると機嫌を損ね、熱湯を浴びせたり首を絞めようとしたりするとも伝わり、浴場を建て替える際には黒い雌鶏を土台の下に埋めて機嫌を取る風習もあったとされる。
- 広まり方
- スラヴ圏の農村社会で浴場にまつわる風習や儀礼とともに語り継がれてきた。
- 地域
- ロシア
- 年代
- 不詳
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ