あんぐいぺど
アングイペド
Anguiped
国外
未確認生物
- どんな話か
- 脚が蛇になった人型の姿で描かれる、古代地中海世界のお守りに見られる図像上の存在。
- 細部
- ラテン語で「蛇の脚」を意味し、ギリシャ・ローマ時代の護符によく見られる、両脚が蛇の尾になった人型の図像を指す。代表例が鶏の頭に蛇の脚を持つ「アブラクサス」で、この意匠はペルシャ起源とも言われる。護符には神の名を表すとされる「イアオ」の語が添えられることも多く、こうした護符や呪文はユダヤ教と異教の要素が混じり合った信仰の痕跡とされる。ギリシャ・ローマ美術ではテュフォンや巨人族もこの脚を持つ姿で描かれることが多く、ローマ領ゲルマニアなどでは馬に乗ったユピテルがこの姿の巨人を踏みつける図柄が繰り返し用いられた。
- 広まり方
- 護符や彫刻などの図像として地中海世界の広い範囲に長く広まった。
- 地域
- 古代ギリシャ・ローマ
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ