あるしゅ
アルシュ
Aluxes
国外
未確認生物
- どんな話か
- マヤの神官が土と蜂蜜と野花から作ったとされる、膝ほどの背丈しかない自然の守護精霊。敬意を払えば助け、粗末に扱うと悪戯や災いをもたらす。
- 細部
- 密林や洞窟、セノーテ、古代マヤ都市の遺跡などに棲むとされる、人間の膝ほどの背丈しかない小人のような精霊。普段は目に見えないが、姿を現して人を助けたり驚かせたりするとされる。農民は畑(ミルパ)に「カフタル・アルシュ」と呼ばれる小さな祠を建てて作物や家畜を守ってもらう風習を持ち、一定期間機嫌をうかがった後に祠を封じないと、かえって危害を加える存在になってしまうとも伝えられる。友好的に扱われれば作物や家畜を守ってくれるが、粗末に扱ったり約束を破ったりすると、いたずらや不運を仕掛けてくるとされる。
- 広まり方
- ユカタン半島の先住民コミュニティで農耕儀礼と結びついた信仰として受け継がれ、現在も観光地の遺跡ガイドなどを通じて広く紹介されている。
- 地域
- ユカタン半島(マヤ地域)
- 年代
- 先スペイン期(マヤ文明)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ