あだろ
アダロ
Adaro
国外
未確認生物
- どんな話か
- ソロモン諸島の伝承に登場する、人間の悪しき魂から生まれるとされる人魚のような海の精霊。虹を伝って襲来し、毒を持つ飛び魚で人を殺すとされる。
- 細部
- 耳の後ろにエラを持ち、足はヒレ状で、鮫の背びれのような角とメカジキのような槍を頭から生やした姿で描かれる。マキラ島(旧称サンクリストバル島)のアロシ族の信仰では、人は誰しも善なる魂『アウンガ』と悪しき魂『アダロ』の二つを持ち、死後アウンガは去るがアダロはこの世に留まるとされる。アダロは太陽に住み、虹や竜巻、通り雨を伝って地上や海上に降りてきては毒のある飛び魚を放って人を殺す危険な存在とされ、首領ンゴリエルに統率されているという。
- 広まり方
- ソロモン諸島マキラ島のアロシ族の口承信仰として伝えられ、20世紀初頭の人類学者による民族誌調査を通じて記録・紹介されるようになった。
- 地域
- ソロモン諸島マキラ島
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ